特に最初に述べておきたいのは、私の基本的なアイデアである。私のカワイ株は全て死菌体であり、生菌ではない。
生菌体はヒトの腸管に入って胃(胃酸)で50%〜70%死んでしまう。そして生き残った菌体は僅か13mの腸管を通過するだけなのである。だから、整腸剤にしか過ぎなかったのである。
死菌体は物質であるので、全ての毛細血管やリンパ球などから吸収され、血管を通してヒトの体の隅々まで浸透して行く。毛細血管の長さは約10万km(地球2周半)である。だからこそ、カワイ株が種々病気に対して顕著な治療や予防・効果のあることが判明してきたのである。医科学の進歩は一面目覚しく、今迄吸収されないと言われていた大きな分子量の物質も、吸収されることが判って来ている。しかし、半面病因論はなかなか解決されていないのが現状である。
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