@グリコーゲン合成や貯蔵・分解・アミノ酸の代謝などの栄養関連の中間代謝 A胆液の生産 B血液成分の生産・変換 C解毒と異物除去 D発熱 などです。肝臓に対する腸内細菌の作用の一例として、解毒作用の明らかな相違を示したものが次の図30である。アニリンヒドロキシラーゼ、アルギノサクシネートシンセターゼはともに解毒酵素で特に、アルギノサクシネートシンセターゼはアンモニアの解毒に関連する重要な酵素です。図30に示す如く、いずれも腸内細菌を持つ通常ラットの方が無菌ラットよりも活性が高く、腸内細菌のひとつの重要な役割として、肝臓の解毒作用に著しい向上が証明されたのである。
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