これらの酵素は皆さんが病院に行って生化学性状を調べてもらう時の典型的な酵素である。これらの酵素は肝臓の細胞が何らかの傷害によって異状を来した時に細胞外に放出されて血液中に流れる。例えばお酒の飲みすぎ、極度の疲労などにより、これらの酵素の血中での濃度が上昇し危険信号を出すのだと考えてもらえば良い。
図19に示す如く高脂血症ラットにカワイ株死菌体粉末を0.5%、1%と経口投与したところいずれの酵素も有意に低下し肝機能が著しく改善されている事がわかった。最近の臨床例ではC型肝炎で歩行も困難だった人がカワイ株を飲むことによって完全に治癒した例が多数報告されている。
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